2016年 11月 4日

FX100オーディオアナライザ用Bluetoothインターフェース

FX100オーディオアナライザ用Bluetoothインターフェース

Bluetoothスピーカー、ヘッドホンスは、スマホやタブレットと手軽にワイヤレス接続できるため普及が進んでいます。NTi AudioのBluetooth Boxは、FX100オーディオアナライザのオプションとしてワイヤレスオーディオ機器を高速で広範囲に測定できます。プラグアンドプレイによりワイヤレス接続は自動化されています。

NTi AudioのBluetooth Boxは、A2DPプロファイルを利用してBluetoothスピーカー、ヘッドホンと接続します。A2DP (Advanced Audio Distribution Profile) は、高品質なステレオオーディオデータを伝送するために使用されます。Bluetooth Boxは送信 (A2DP Source)、受信(A2DP Sink)のいずれにも対応しています。FX100のジェネレータおよびアナライザとの接続はアナログ信号です。

容易な設定
Bluetooth Boxのコンフィグレーションは、付属のPCソフトウェア上で数回クリックするだけで完了します。そして、"A2DP Source"を選択し、Bluetoothオーディオデータを送信します。ソフトウェアは近くのデバイスを検出し、選択リストに表示します。

Bluetooth信号を受信するには、"A2DP Sink"を選択します。これによりBluetooth Boxは、スマホ、タブレット、テレビなどの送信機に対して受信機として動作します。

 詳細な解析
Bluetooth接続が一度アクティブになれば、わずかな時間でスピーカー、ヘッドホンのあらゆるオーディオパラメータを測定できます。FX100のグライドスイープを使えば、要求される測定ファンクションの各値と曲線を200-300 msecで取得できます。

オートメーション対応
例えば生産工程において、Bluetoothデバイスを自動的に選択することが可能です。また、リストにある接続可能なデバイスをマニュアル操作で選択することもできます。検索フィルタを使えば、入力名に関連したBluetoothデバイスが自動的に選択されます。さらに、Bluetoothデバイスへ接続状態になった時、FX100のI/Oデジタルインターフェースにトリガ信号が送られます。測定されるデバイスの電源が入っていれば、自動的に測定シーケンスがスタートします。


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