2019年 9月 26日 デジタルMEMSマイクロホンの品質テスト デジタルMEMSマイクロホンは音声コントロールの使用拡大に伴い、通信、エンターテイメント、モビリティ、医療、家庭向けの機器にますます多く搭載されるようになりました。通常、複数のMEMSマイクロホンがアレイとして各機器に組み込まれており、これにより方向検知やノイズ除去機能が働きます。NTi Audioのマイクロホンテストシステムは、デジタルMEMSマイクロホン単体だけでなく、マイクロホンアレイ全体の品質についても素早く正確に測定することが可能です。 マイクロホンテストシステムの中核となるのがFX100オーディオ アナライザです。NTi Audio MEMSマイクロホンインターフェースボックスを使用することで、最大8個のデジタルMEMSマイクロホンをFX100に接続できます。MEMSマイクロホンインターフェースボックスはクロック周波数と動作電圧が選択可能です。高性能な標準スピーカーおよびマイクロホンを使用することで、正確で安定した音響テスト信号が供給されます。 デジタルMEMSマイクロホンのテストシステムの接続図 NTi AudioのRT-Mic PCソフトウェアは、すべての測定プロセスをビジュアライズさせ、測定値と合否判定の基準および結果を表示します。標準的なパラメータとして、感度、周波数レスポンス、歪み、SN比を測定します。各マイクロホン間の偏差は、マイクロホンモジュール全体のテスト結果に影響を与えます。 6個のデジタルMEMSマクロホンから構成されたアセンブリの測定結果 デジタルMEMSマイクロホン測定に関するより詳しい内容はこちらをご覧ください。 デジタルMEMSマイクロホンのテスト方法に関するウェビナーはこちら ご質問やご相談はこちら 本ニュースに関連するリンク デジタルMEMSマイクロホンの品質管理について詳しくは こちら スマートデバイス測定について詳しくは こちら FX100オーディオアナライザについて 詳しくはこちら プレス用高解像度写真のダウンロードはこちら Categories: オーディオ機器テスト Tags: