室内音響測定

Room Acoustics

室内の音響現象について、使われる用語や室内音響を特徴づける主要な測定項目について説明いたします。さらに実際の現場でどのように測定したら良いのか、リンクページにて紹介いたします。

NTi Audioは音響測定器とテストソリューションを提供するリーディングカンパニーです。このページでは、測定器として優れている点と室内音響測定と評価への応用方法も紹介いたします。

NTi Audioはユーザーの方々が測定作業に必要な機器を知り、知識を高めることをお手伝いいたします。

室内音響向けの推奨ソリューション

室内音響で必要とされる測定項目とは?

室内音響は、閉ざされた室内空間における音や騒音の波動、反響を表します。

室内音響分野では、主に3種類の測定項目を用いて室内の音響特性を評価します。
(それぞれの測定項目について、実際の測定について解説するリンクを貼り付けています。)

残響 RT60 音を豊かに、または聞き取り難くするか響きを評価する
音声明瞭度 STI 伝送された会話がどれほど正確に聞き取れるか評価する
暗騒音 NC曲線 室内にいる人々が、どれほどうるさく感じるか評価する


室内音響は、室内外から伝搬する騒音の遮断性能を評価する 建築音響とは区別されています。

 

なぜその測定が必要になるのか?

反響が多いか少ないか、また騒音が大きいか小さいかにより室内の人々の気分や心理に大きな影響を与えます。

反射の多いタイル張りの病院での冷たく騒々しい感じの会話と心地よいシートと内壁が備わった映画館でのソフトで心地よい会話を比べてみるとどうでしょうか。(もちろんその場所の使用目的によっても、人々の気分に大きな影響を与えるでしょう。)

オフィスにおいて近隣で重機が運転されているような場合、人の気分を害し、もはや気持ちよく働く環境ではなくなります。このような異常な音環境では、会話が聞き取り難くなり、人々に必要なコミュニケーションが困難になります。

あらゆる室内において、使用目的に適合する騒音対策が必要です。

室内音響に影響を与える量として、最適残響時間も考慮されるべきです。例えば、教室で音声明瞭度が高いと感じるには、残響時間は1秒以下になります。一方、コンサートホールで豊かで温かい印象の音と感じるには、残響時間は2秒~3秒になります。

 

どのような測定器が必要となるのか?

室内音響の測定には、RT60、STI、NC値を国家および国際標準に準拠して測定できるアコースティックアナライザが必要です。

ハンドヘルド型XL2アコースティックアナライザは、これら三つの測定ファンクションをすべて1台に搭載しています。直感的な操作で測定ファンクションを切り替えることができ、オプションのソフトウェアによりレポート作成が可能になります。 

NTi Audio XL2をお勧めする5つの理由

XL2 Acoustic Analyzer for Room Acoustics Measurements
室内音響測定向けのXL2アコースティックアナライザ

  • 直感的なユーザーインターフェースにより、ユーザーマニュアルを何度も読み返さなくても簡単に操作できます。
     
  • NTi Audioマイクロホンの感度データを自動的に読み込み、正確にキャリブレーションを実施。
     
  • 測定結果はすべてテキストファイルとして 8GBリムーバブルSDカード へ保存でき、PCまたはMACで後処理が可能です。
     
  • 三つの室内音響向け測定ファンクション以外にも、多くの拡張可能な測定ファンクションを備えています。例えばオーディオ測定にも対応しています。
     
  • それぞれのレベル測定で同時に1/1または1/3オクターブ周波数分析が可能。
     

DS3 12面体スピーカーセット


12面体スピーカーとテスト信号内蔵パワーアンプで構成されるDS3 12面体スピーカーセットは、室内音響の専門家の方々向けに設計されています。現場への可搬性を重視するとともに高精度、フレキシブルなオペレーションなど、室内音響測定向けに最適化されたDS3 12面体スピーカーセットは、デファクトスタンダードの地位を確立しています。

  • フラットな周波数レスポンス
  • 最大音響出力120.5 dB typ.
  • ワイヤレスリモートコントロール

DS3 12面体スピーカーセット製品データ


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国際規格について

室内音響測定は、国家および国際標準により規格化されています。

  • 音声明瞭度(STI)測定はIEC 60268-16: 2011 (editions 2, 3, 4)、オープンプランオフィスにおける音声漏洩と作業妨害の測定・評価手順は、ISO3382-3規格に準拠しています。
  • RT60測定は、コンサートホール等の演出空間はISO 3382-1、一般的な室内はISO 3382-2とASTM E2235に規格化されています。
  • NC値を含む室内騒音測定は、ISO 1996: 1971、ANSI S12.2-1995、ANSI S12.2-2008、ASA 1971規格に準拠しています。

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