XL2アコースティック&オーディオアナライザに、スペクトラムリミット・オプションをインストールすることによりNC値が測定可能になります。
XL2は、リストにあるすべての評価曲線による測定が同時に可能です。すなわち測定後に他の規格を選択して評価およびレポートを作成できます。また、測定結果には対象騒音の16 Hzから8 kHzで最大値を示す周波数帯域が表示されます。
RNC値の場合、例えばファンによる低い周波数帯域における空気の大きな波や変動を反映させます。
さらにRNC値では、測定規格に対応して100msごとにオクターブバンド音圧レベルを測定します。測定時間は最短で20秒です。
NC-2008、NC-1995規格のNC値の場合、SIL値(speech interference level)が、オクターブバンド500 Hz、1000 Hz、2000 Hz、4000 Hzにおける音圧レベルを平均して計算されます。XL2アナライザは、各規格に該当する接線法が適用されています。