室内で発生する音は、床、壁、天井、窓、テーブルなどへ反射を繰り返しながら、徐々にエネルギーが減衰していきます。このような反射が互いに混じり合うと、残響といわれる現象が発生します。このように音の反射がたくさん集まったものが残響です。
残響時間とは、 密閉された空間で音源が停止した後、反響している音が「消える」までに要する時間です。
残響時間は、室内で音がどのように応答するかを評価する際に重要です。
残響時間は、反響がカーテン、クッションが付いた椅子、そして人などの吸音面に入射、または壁、吊天井、ドア、窓ガラスなどを経て室外に漏れた場合は短くなります。
こちらから、「手をたたくことで感じる残響時間」の動画をご覧いただけます。
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無響室にて
推定残響時間は0に近い
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会議室にて
推定残響時間1秒前後
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廊下にて
推定残響時間2秒前後
- 当社地下駐車場にて
推定残響時間3秒前後