振動計:オプション

スペクトラムリミット・オプション

スペクトラムリミット・オプションは、スぺクトラムをトレランスバンドに対して比較し、各周波数バンドにおいて値が外れていないか可視化させるものです。これにより合否判定を含むリファレンスカーブに対する比較測定が可能になります。判定結果は内蔵のリミットLEDや外部スタックライトで表示させることができます。さらに、RTAでは解像度に1/6と1/12オクターブスペクトラム、FFTアナライザではユーザー定義のレンジとトレースキャプチャリング機能が追加されます。振動計はスぺクトラムを絶対値または相対値カーブとして表示できます。



機能:

  • FFTと1/12オクターブファンクション
    • 内蔵メモリに複数の値をキャプチャリング
    • リファレンスカーブと測定値を比較し絶対値または相対値で表示
    • トレランスマスクの作成機能、リファレンスカーブを基準に合否判定が可能
    • トレランスおよびキャプチャファイルのエクスポート/インポート
  • 1/12オクターブファンクション
    • 高解像度RTA ファンクション1/12 Oct+ Tol
    • 1/1、1/3、1/6、1/12オクターブ解像度を切替え可能
    • 内蔵スピーカーで周波数バンドごとにモニター可
    • サウンドモード: 11.5 Hz ~ 21.8 kHz
    • バイブレーションモード: 0.73 Hz ~ 1.36 kHz
  • FFTファンクション
    • 高解像度ズームFFT:サウンドモードの場合5 Hz ~20 kHz、バイブレーションモードの場合1 Hz ~ 20 kHz で周波数レンジを選択可能、最大解像度0.4 Hz
  • サウンドレベルメータ
    • 1/1、1/3オクターブ解像度での真のピークレベル
  • NC曲線
    • ANSI 12.2-2008、1995、ISO 1996に準拠

NTi Audio #: 600 000 376

XL2 Sound Level Meter

リモートコントロール・オプション

リモート測定オプションを使用すると、振動メーターの計測データをUSB経由でリアルタイムにコンピュータアプリケーションに取り込むことができます。これにより、ユーザーは振動モニタリングや自動計測のために独自の計測アプリケーションをプログラムできます。USBを介してデータを取得するためのコマンドセットが文書化されています。以下の計測機能がサポートされています:

  • 振動計
  • FFTアナライザ
  • 高解像度スペクトラムアナライザ 1/12 Oct + Tol
     
  • サウンドレベルメーターとRTAアナライザ
  • RT60 残響時間
  • オーディオアナライザRMS/THDN

NTi Audio #: 600 000 375

ユーザーマニュアル

 

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