サウンドレベルメータ - フレキシブル・ソリューション

XL2はライブサウンドイベントや環境騒音 のモニタリング向けの高精度なサウンドレ ベルメータとして使用できます。多数の値 を同時に測定できます。例えばアクチャル( ライブ)、Lmin、Lmax、Leqの値を、周波数重み特性A、C、Z及び時間重み特性F、Sで 同時に測定することができます。


XL2 Sound Level Meter

収録された全てのログデータをリムーバブルSDカードに保存できます。同時に、XL2は測定後のドキュメンテーション用としてWAVファイルレコーディングが可能です。また、個々の測定にはボイスノートを付加できます。


フレキシブルなユーザーインターフェースは、上級及び初級ユーザーどちらの要求にも応えることができるよう設定されています。上級ユーザーは、全てのメニュー、設定にアクセスし、お好みの測定条件や設定を保存できます。初級ユーザーは、まずは機器に既に設定されている中から、アプリケーションの必要条件に応じて各種設定を選択できます。


特長

  • IEC 61672、 IEC 60651、 IEC 60804、ANSI S1.4、 ANSI S1.43規格に準拠
  • サウンドレベルメータ
    • SPL actual、Lmin、Lmax、Lpeak、Leq、グライディング Leq
    • 周波数重み付け特性: A、C、 Z (=flat)、同時測定可能
    • 時間重み付け特性: Fast、 slow、impulse(オプション)、同時測定可能
    • 補正値k1、k2
    • サウンドレベルのリミットモニタリング
    • 外部周辺機器制御用デジタルI/Oインターフェース
    • 騒音暴露レベルLAE(オプション)
    • パーセンタイル統計Lxy (x= A, C or Z, y= F, S or EQ1"): 1 - 99%(オプション)
    • 演算レベル:LCeq - LAeq、LAIeq - LAeq、LAFT5eq -LAeq(オプション)
    • クロックインパルス最大レベル"TaktMax" DIN 45645-1に準拠(オプション)
  • スペクトラムアナライザ
    • 1/3オクターブ、1/1オクターブ
    • 周波数重み付け特性: A、C、Z (=flat)
    • 時間重み付け特性: Fast、Slow、Impulse(オプション)
    • パーセンタイル統計Lxy (x= A、C or Z、y= F or S): 1%、5%、10%、50%、90%、95%、99%(オプション)
  • SDカードへのロギング
    • 全レベル同時ロギング
    • 1秒以上のスペクトラムを含む短時間レベル
    • リスニング用WAVファイル(圧縮)
    • Data logging in 100 ms intervals (optional)
    • リニアWAVファイル24bit、48kHz解像度(オプション)
  • リモート測定(オプション)

リアルタイムアナライザRTA

リアルタイムアナライザ(RTA)は、サウンド システムや室内音響の調整に最適です。XL2はワイドバンド値 と、リアルタイムスペクトラムをIEC 61260 class 0 規格に準拠して1/1または1/3オクターブバンド解像度で測定します。また、同時にデータ収録も可能です。ワイドバンドサウンドレベルとRTAスペクトラムは同時にディスプレイ上で見ることができます。

XL2 Sound Level Meter


特長

  • 1/3 オクターブ、1/1 オクターブ
  • 周波数重み付け特性: A、C、Z (=flat)
  • 時間重み付け特性: Fast、Slow、Impulse(オプション)
  • パーセンタイル統計Lxy (x= A、C or Z、y= F or S): 1%、5%、10%、50%、90%、95%、99%(オプション)

アコースティックアナライザ

FFT 解析

リアルタイムFFTは、くし型フィルタや狭帯域の干渉の視覚化に最適なツールです。XL2は、ライブレベルと時間平均されたレベルLeqを同時に測定します。周波数レンジ7 Hz - 20 KHz、3種類のレンジによる測定が可能です。さらにオプションのエクステンデッド・アコースティックパックは、より高解像なズームFFTを実現し、周波数レンジ5 Hz - 20 kHzを最小0.4 Hzステップで解析できます。 また、スペクラムリミットオプションは、トレースキャプチャリング、相対カーブ表示、広範囲なトレランス処理機能をFFT解析に付加します。

XL2 FFT Analyzer


RT60 残響時間

XL2はSchroederメソッドにより、1/1オクターブバンド63Hzから8kHzでのエネルギー減衰を測定します。オートトリガーと多数の測定値の平均化機能は、測定作業を容易にし、測定時間を削減します。テスト信号は、インパルスソースかゲーテッド・ピンクノイズを使用します。オプションのエクステンデッド・アコースティックパックにより、1/3オクターブ解像度のRT60 測定が可能になります。


XL2 RT60 Reverberation Time


ポラリティ

ステレオサウンドイメージは、左右のスピーカーのポラリティを揃えることが重要です。XL2は、ケーブル、スピーカー、スピーカーキャビネットのポラリティを測定します。詳細な結果のページでは、125 Hz から 8 kHzまでのオクターブバンドに加え100 Hz以下のサブウーハーレンジで各々測定されたポラリティを表示します。これにより、周波数帯域とポラリティの関連性についてより深く検証できます。テスト信号は、NTi Audio テストCD(付属品)またはMiniratorテスト信号ジェネレータが用意されています。


XL2 Polarity


ディレイタイム

ディレイファンクションは、サウンドシステムの正確なディレイライン・アレンジメントの設定に最適です。XL2は、電気的リファレンス信号とアコースティック信号間及びスピーカー間のディレイタイムを測定します。必要になる音響ディレイ設定は、自動的に表示され、例えばオーディオエンジニアは測定されたディレイタイムをラック内のディレイ機器に直接セットすることができます。


XL2 Delay Time


音声明瞭度 STIPA (オプション)

最新のIEC 60268-16:2011 (edition 4)および旧エディション に準拠した音声明瞭度を測定できます。XL2は7つのオクターブバンド各々のレベルと変調指数を測定し、結果をSTIまたはCISで表示します。

測定には下記の専用STI-PAテスト信号が用意されています。

  • NTi Audio TalkBox アコースティック信号ジェネレータ (アナウンス用マイクロホン含む全ての音声信号系を測定する際に必要)
  • STIPAテストCD(付属品)
  • Minirator MR-PROテスト信号ジェネレータ (ライン入力のあるオーディオ機器へ入力)


XL2 STI-PA Analyzer


1/12オクターブバンド解析(オプション)

XL2 Oktavband Analyseより高解像度のスペクトル解析が要求される場合、1/6、1/12オクターブ解像度RTAを可能とするスペクトラムリミット・オプションが用意されています。このオプションにはトレランスの設定機能が追加され、各周波数バンドの値が外れていないか可視化できます。また、合否判定も可能で、判定結果は本体のリミットボタンLEDで確認できます。そして、XL2内蔵の I/Oインターフェースを使用してスタックライトを点灯、または既存の自動化されたテストシステムに容易に統合できます。


周波数レスポンスの高速測定(オプション)

音響・オーディオ分野では、ピンクノイズを使用した周波数レスポンス測定が一般化されています。NTi Audioは従来のピンクノイズ比べより高速測定が可能な「Fastpnk1」と「Fastpnk4」テスト信号を提供します。これら二つのテスト信号はそれぞれ1秒、4秒以内に安定し、従来のピンクノイズよりスムーズに測定できます。FastPink信号は、MR-PRO信号ジェネレータから出力可能です。この機能を使うには、XL2にスペクトラムリミット・オプションのインストールが必要です。

伝送周波数特性の高速測定



NC曲線(オプション)

NC曲線は室内や環境の騒音レベルに関して、客観的な指標を与えます。スペクトルからNC値を評価するには、1/3オクターブバンドのスペクトルがNC曲線に接する最も高い値で表されます。SIL値(speech interference level)はNC曲線と同時に計算されます。NC曲線測定機能はスペクトルリミット・オプションで可能になります。

サポートしているNC曲線と規格:

  • NR値
    ISO 1996に準拠
  • NC値
    ANSI 12.2-2008、1995に準拠
  • RNC値
    ANSI 12.2-2008に準拠
  • RC値
    ANSI 12.2-1995に準拠
  • PNC値
    ASA 1971に準拠


XL2 Noise Curves

アナログオーディオアナライザ

RMSレベル / THD+N

XL2はXLRバランスとRCAアンバランス入力を装備し、広範囲でハイパフォーマンスなオーディオアナライザとして使用できます。信号バランス、レベル、歪み(THD+N)、周波数を同時に測定できます。また、内蔵スピーカーまたはヘッドホン出力により、入力信号やた残留歪みをモニターできます。低歪みとローノイズ設計により、-112dBまでのレベル測定と-100dB(typ.)以下の歪み測定が可能で、デスクトップ型並みの測定性能を実現しています。

XL2 Audio Analyzer


オーディオスペクトル

下記の測定ファンクションについて、オーディオスペクトルを電圧単位V、dBu、dBVで測定します。
  • サウンドレベルメータ
  • FFT
  • 1/12オクターブ(オプション)

XL2 Spectral Audio Measurements


スコープ

スコープファンクションでは入力信号波形を見ることができます。自動で入力信号の基本周波数にトリガし、X軸(時間)とY軸(レベル)のスケールを選択します。基本周波数または最も支配的な周波数がスコープ画面の上部に表示されます。

XL2 Scope

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