2015年 6月 2日

スピーカー測定システムが新しくなりました

スピーカー測定システムが新しくなりました
この度、FX100オーディオアナライザの新しいモジュールオプションとして、「FX-SIPスピーカーインピーダンスパワー」が発売されました。FX-SIPモジュールをFX100に組み込むことにより、外部アンプ/配線ケーブルやシャントレジスターの設定が不要となり、操作性に優れたスピーカー専用の測定器が完成します。FX-SIPには高精度なパワーアンプとインピーダンス測定機能が装備され、使いやすさと共に測定パフォーマンスや信頼性も向上しました。

FX-SIPプラグインモジュールの主な特長:
  • 広帯域:5 Hz~80 kHz
  • 出力:10 W x2 @ 4 Ω、または30 W x1 @ 2 / 4 Ω
  • 歪み:-100 dB Typ. @ 2 W出力
  • インピーダンス測定:DCとAC、0~250 Ω
  • アンプ出力インピーダンス:< 50 mΩ
  • 被測定スピーカーをダイレクトに接続可能

オールインワン・ソリューション
新しいFX-SIPモジュールによる一体化されたスピーカー測定システムは、スピーカーを含む電気音響トランスデューサ向けにオールインワン・ソリューションを提供します。このスタンドアローン・ソリューションにより、パワーアンプのような外部機器やシャントレジスター、およびこれらの機器との配線が不要になります。測定用ソフトウェアは従来どおり、FX-ControlまたはRT-Speakerソフトウェアが使用できます。


高信頼性

全ての測定系を一つの筐体にまとめることで、測定の信頼性も向上しています。FX100アナライザは全てのモジュールとそれらの持つパラメータ、例えばゲイン、電流センサー、短絡回路保護などについて完全にコントロールできます。さらに、NTI Audioの独自の傑出したビリつき、異常音検出「PureSound™」と組み合わせることで、スピーカーをより高精度にテストできます。


容易なインテグレーション
自動化された測定環境へのシステムインテグレーションもさらに容易になりました。コンパクトサイズのFX100オーディオアナライザに内蔵された、高精度なパワーアンプと電流センサーにより、あらゆる測定環境下においても最高のパフォーマンスを発揮します。

FX-SIPモジュールは、全てのFX100オーディオアナライザに後付けできます。

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