2014年 9月 5日

包括的な騒音データのスペクトル解析

包括的な騒音データのスペクトル解析

データエクスプローラはXL2サウンドレベルメータから取得した騒音データを基に、包括的な解析とレポート作成機能を提供するPCベースのアプリケーションソフトウェアです。広範囲なスペクトル解析と騒音のうるささをレポートするための昼夜騒音レベル計算機能を装備しています。


XL2データエクスプローラの最新ファームウェアV1.21には、新たに騒音データのスペクトル解析、昼夜騒音レベルの計算、共用データストレージ機能が加わりました。 XL2サウンドレベルメータと組み合わせて使用することにより、騒音解析の専門家向けに最適な測定ソリューションを提供します。

詳細なスペクトル解析
XL2サウンドレベルメータは、広帯域およびスペクトル騒音データを任意の間隔で収録します。収録された測定結果は、詳細な解析とレポート作成のためにデータエクスプローラソフトウェアにインポートされます。ユーザーはシングルまたはマルチプルの時間間隔(マーカー)を定義し、平均化されたスペクトルを計算できます。これにより、うるささの原因となる騒音の音質や周波数バンドを確認できます。6.3 Hz ~20 kHzの帯域で36周波数バンドの測定値がスケーラブルな一つのグラフに表示され、ユーザーのレポートに適応します。

昼夜騒音レベルの監視
法的に許容される騒音公害レベルは昼間と夜間で異なります。通常は夜間の許容レベルがより低くなっています。XL2データエクスプローラソフトウェアは、この測定アプリケーションに対応するため、ISO 1996規格に準拠して昼夜騒音レベルを計算します。夕方と夜間には個々に補正係数が適用されます。詳細な昼夜騒音レベル解析のため、LDEN、LDN、LDay、LEvening、LNightが計算されます。


Calculated Lden level for a single day


拡張されたデータストレージ
最新のV1.21では、ローカルフォルダやネットワークドライブなど、プロジェクトデータの保管場所を指定することができます。この機能はオフィスネットワーク上でプロジェクトをシェアする際に便利です。

オンザフライでデータを高速解析
XL2データエクスプローラは数百万単位のデータポイントを素早く可視化し、音響コンサルタントや騒音測定の専門家に最適なツールです。ソフトウェアの機能として、騒音データを調査、管理、およびカスタマイズされたレポート作成するための便利なツールを提供します。データをインポートするには、XL2サウンドレベルメータへデータエクスプローラオプションをインストールすることが必要です。

XL2データエクスプローラのユーザーは、無償でソフトウェアをバージョンアップできます。


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