2013年 8月 19日

NTi AudioはIBC国際放送展をサポートします

NTi AudioはIBC国際放送展をサポートします

NTi Audioは、長年にわたりオランダのアムステルダムで開かれるIBC国際放送展をサポートしています。NTi Audioのハンドヘルド測定器は、カンファレンスルームの点検や検証、音響設備のインストレーションに使われています。


XL2アナライザとMiniratorの組み合わせにより、音響測定や調整作業に必要なテストソリューションが供給されます。例えば、スピーカーポラリティの検証、サウンドシステムのイコライゼーション、会議室やホール内リスニングエリアにおける代表的なポジションでの周波数応答を確認できます。

シネマキャリブレーション

IBCで使われるシネマおよびDolby 5.1システムは、パフォーマンスを発揮するためにシステムレスポンスの検証と調整が必要不可欠です。ハンドヘルド型のXL2は、周波数スペクトラムの素早い測定と正確な調整を実現し、システムを短時間で立ち上げることができます。IBCシステムのスペシャリストであるテリー・ネルソンは、次のように報告しています:「NTi Audioのテスト機器を使うと、IBCでのインストレーションが素早く効率よく行うことができます。我々のツールキットにはなくてはならない測定器です」。

デジタルオーディオの調整

ここ数年に間にアナログからデジタルへの切り替えがほぼ完了しており、NTI Audioの DigiratorとDigilyzerがシステムチェックと調整に必須のツールとなっています。 Digirator はPCM、AES/EBU、ADATデジタルフォーマットによるテスト信号を供給し、様々なデジタルインターフェースや回線のテストおよび機器の調整を可能とします。デジタルの世界はフレキシブルですが、多くのフォーマットの存在により実際には簡単ではありません。Digiratorの使用により非常に時間を節約できます。

サウンドレベルモニタリング

近年、過大なサウンドレベルの危険性が認識されるようになり、IBCの主要なイベント(例えばDシネマ)では、瞬時および平均的なサウンドレベルが監視されています。IBCは注目度の高いイベントであるため、この問題に対し非常に高い責任を感じています。XL2オーディオ&アコースティックアナライザはイベントが行われている間継続して使用され、サウンドレベルをモニタリングし、データをレポートします。

協力体制について

IBCは、メーカーが実際の市場において新製品の評価を得るための理想的なプラットフォームであり、XL2に追加された新しい測定ファンクションはIBCで実際に使用され、同時に検証が重ねられました。IBCは全プレゼンテーションに対して高度な技術的仕様を要求しています。これらを満たすために重要となる広範囲な測定機能が、スペクトラムリミットオプション、STIPAオプション、シネマメータオプションをエクステンデッドアコースティックパックと組み合わせることによりを供給されます。

このように、NTi Audioのテスト機器が長年にわたりIBCでのインストレーションの成功に大きな役割を果たしてきたことを再認識し、連携できたことに深く感謝いたします。

寄稿編集者:テリー・ネルソン www.studioequipment.ch

詳しくはこちら
www.ibc.org
www.nti-audio.com

 


NTi Audioについて

NTi Audio AGは、音響、オーディオ、振動アプリケーションのテストおよび測定ソリューションのリーディングマニュファクチャーです。製品ラインアップは、主にハン ドヘルドEXELラインとデスクトップ/ラックマウント型FLEXUSライン、および測定用マイクロホンで構成されています。モジュール構成を採用した FX100オーディオアナライザは、独自のPureSound解析技術によるターンキー・テストソリューションを提供します。

NTi Audio の本社はリヒテンシュタイン(ヨーロッパ)に位置し、ポートランドにNTi America、深圳にNTi China、東京にNTi Japan、ソウルにNTi Audio Korea、プラハにNTi Audio Pragueに代理店があります。NTi Audio AGは、2009年にNTI AGからNTI Audio AGに社名を変更しました。

 

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