2015年 9月 28日

機械音と振動を同時測定

機械音と振動を同時測定
機械、設備、自動車などの品質管理や長時間モニタリングを実施する場合、音と振動をそれぞれ同時に測定する必要があります。FX100オーディオアナライザはこのような測定アプリケーションに対応、素早く容易なセットアップを可能とする理想のプラットフォームを提供します。


FX100オーディオアナライザはモジュール方式を採用し、最大4チャンネルの同時測定が可能です。FLEXUS FX100は、それぞれのチャンネルにICPなど様々なタイプの電源を装備し、マイクロホンや振動センサーを直接接続できます。

システムセットアップ
付属のFX-Control PCソフトウェアは、FX100に接続されたセンサーへの電源供給や感度設定などをビジュアル化します。また、「ドラッグ&ドロップ」操作により測定したい測定項目を自由に選択、表示画面を簡単にカスタマイズできます。

結果と分析
マイクロホンや振動センサーによる測定値は、「dBSPL」や「m/s2」など、希望する単位に設定できます。広帯域や狭帯域レベルと同時に周波数を表示できます。これらの測定値はFFTやRTAで表すこともできます。さらにPure Soundテクノロジーにより過渡的なエネルギー変化を検出できます。これにより被試験機から機械的な欠陥で発生する微小な異常音や振動を検査でき、品質管理の枠組みに導入できます。

測定結果は、FX-Controlソフトウェアの広範囲な数値演算ライブラリー機能で処理できます。測定値や演算値は基準値と比較して合否判定できます。これにより被試験機を様々な角度から分析できます。

データ保存とレポート作成
FX-Controlソフトウェアで取得した測定値と計算値は、様々なフォーマットで保存することができます。さらに自動的にレポートを出力する機能も備えています。

FX100オーディオアナライザと付属のFX-Control ソフトウェアは、最新のパワフルでフレキシブルな測定システムを構築できます。機械音と振動を同時に測定する際に最適です。

さらに詳しくは弊社までお問い合わせください japan@nti-audio.com
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