2015年 7月 10日

XL2のリモート測定機能がさらに向上

XL2のリモート測定機能がさらに向上
XL2はリモート測定オプションの追加により、PCとUSB経由で接続して多くのAPIコマンドにアクセス可能になります。そしてユーザーの方々は、希望するアプリケーションからXL2をコントロールし、遠隔操作で測定結果を収録できます。この度、リモート測定オプションの機能がさらに向上し、1つのコマンドによる10種類のレベルのクエリ、さらにFFTと1/12オクターブ測定値がAPI経由で収録可能になりました。

使用するプログラミングアプリケーションがC#、Python、LabViewまたはMS Excelなど、どのような種類であってもXL2をコントロール、100msごとに測定値を収録できます。APIはCOMインターフェースを経由してどのようにASCIIフォーマットコマンドをデバイスへ送るか示します。初めて使用されるユーザーの方々向けにデモアプリケーションが用意されています。


工業製品の品質管理
XL2アコースティックアナライザは、工業製品(例えばモーター、ファン、掃除機など)から発生する騒音および動作音を簡単にテストできます。広帯域サウンドレベルと高解像度周波数スペクトラムを同時に測定し、接続されたコンピュータにこれらの値を収録します。さらに、リファレンス値との比較による合否判定も可能です。

環境騒音モニタリング
XL2の装備するサウンドレベルメータは、自動化された騒音モニタリングシステムに素早く容易に組み込むことができます。また、延長ケーブルによりXL2と測定用マイクロホンを接続できるため、フレキシブルなテストセットアップが可能です。XL2は高精度でコストパフォーマンスの高いテストソリューションを提供します。

スタンドアローンのソリューション

XL2はPC接続の不要なスタンドアローンの測定器としても使用できます。XL2を単体で使用する際は、XL2のスタートボタンかフットペダルで測定を開始します。XL2の画面には、切り替えにより広帯域値、またはスペクトラムが表示されます。また、XL2本体でトレランスバンドを設定でき、許容範囲外値の表示、データロギングと内蔵SDカードへの保存、ビルトインLEDによる合否判定表示が可能です。


PCからXL2をコントロールする場合には、「リモート測定オプション」をXL2にインストールしてください。

高解像度FFTと1/12オクターブ分析には、「スペクトラムリミットオプション」をXL2にインストールしてください。

これらの新しい機能を利用するには、お客様のニーズに合わせて上記オプションをインストールし、XL2ファームウェア3.03またはそれ以上を こちらからダウンロードしてください。 このファームウェアは全てのXL2ユーザーの方々が無償でダウンロードできます。



列車が通過する際の騒音レベルをExcelにロギングする動画はこちら

XL2サウンドレベルメータについて詳しくはこちら
最新のXL2ファームウェアはこちら



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