2013年 11月 5日

XL2アナライザによるRNC(Room Noise Criterion)測定




XL2オーディオアコースティックアナライザは、RNC(Room Noise Criterion )を現場で測定できる初のハンドヘルド型測定器です。

 

RNC(Room Noise Criterion)測定は、冷暖房、換気および空調装置などにより、低い周波数帯域で変調もしくは変動する騒音成分が含まれている場合に有効です。これは低い周波数の騒音の変動が、室内にいる人には不快に聞こえるため、うるささとして測定に反映されます。

XL2アナライザは100msごとにスペクトラムを平均化
ハンドヘルド型XL2はANSI 12.2-2008に準拠して、オクターブバンドの音圧レベルを測定し、RNC値(Room Noise Criterion)を決定します。測定中は測定器内部で、100msごとに音響スペクトラムを平均化し、いかなる低い周波数の変動もとらえます。測定結果に変動が含まれる場合、300 Hz以下のLEQレベルが自動的に「減点」されます。

音響コンサルタント待望のハンドヘルドアナライザによるRNC測定
NTI Americas社長のThomas E. Mintnerは次のように述べています。「今までコンサルタントの方々は、スプレッドシートを組み合わせながら、手間の掛かる繰り返し作業によりRNC値を算出していました。XL2アナライザの演算能力は、手間と時間を省くことに成功し、新しい世代のRNC測定を提供します。XL2アナライザによるRNC値は、NTi Audio XL2全体の測定ソリューションの一機能として、アナライザ内部で自動的に算出されます。XL2による新しいRNCを含む騒音評価曲線の測定能力は、あらゆるプロフェッショナルな音響コンサルタントにとって、最も価値の高い先進的測定機能の一つとなるでしょう。」


RNC曲線機能は、スペクトラルリミット・オプションに含まれ、ファームウェア2.60かそれ以上のバージョンが必要です。最新のXL2ファームウェアV2.60は無償で XL2サポートページよりダウンロードできます。

XL2アコースティックアナライザについての詳細は こちら


 

 

 

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