2015年 6月 10日

XL2サウンドレベルメータが初心者をサポート

XL2サウンドレベルメータが初心者をサポート
XL2サウンドレベルメータは、高精度かつ優れたユーザーインターフェースを実現していることが高く評価されています。この度、新たに「Locked Run」モードが追加され、初心者でも簡単に測定を実施できるようになりました。この機能をオンにすると、電源を入れるだけで測定がスタートします。そして全てのキー操作がロックされ、誤った操作を防止します。

XL2を使用したサウンドレベル測定をより簡素化できるようになりました。「Locked Run」モードでは、電源をオンにすると直ちに測定がスタートし、電源がオフにされるまでデータを記録します。測定中にバッテリーが切れた場合は、直ちに電源供給を復旧させてください。XL2は自動的に測定を再開します。 また、キーパッドがロックされているため、測定の設定が変わってしまうことはありません。

初心者でもサウンドレベル測定が可能
XL2は、例えば測定に関して専門知識のないPAオペレータでもサウンドレベル測定が可能です。先ず、測定の専門家が必要とされる測定パラメータを入力し、「Locked Run」モードをアクティブにします。そしてオペレータに設定済みのXL2を手渡し、電源ボタンだけを押すよう指示します。これにより、それぞれが多くの時間と労力を節約でき、自分が専門とする仕事に専念できるようになります。

近隣騒音対策に必要な音量レベルモニタリング
ライブイベント、バー、クラブでの過大なサウンドレベルからお客様、スタッフ、そして近隣住民を守るため、高精度なサウンドレベルメータによる音量監視が必要です。一般的にスタッフの多くはサウンドレベル測定についての経験がなく、騒音問題についてもあまり関心がありません。そのため、測定器については高精度であると同時に簡単に操作できることが要求されます。XL2はこれに応えるソリューションを提供します。電源がオンにされると自動的に測定をスタートし、事前に設定された間隔でサウンドレベルを記録します。その後、スタッフによる操作は一切必要ありません。イベント終了後、XL2が自動的に収録した測定データにより、テストレポートを作成できます。

無人騒音モニタリングへの応用
XL2を外部バッテリーやAC電源から電源供給することで、無人による長時間の騒音測定が可能になります。さらに「Locked Run」モードを併用することで、電源喪失により測定データを紛失するリスクを低減できます。先ず内蔵バッテリーが数時間ほど電源の停止期間をカバーします。このバッテリーは、外部電源が復旧すると自動的に再充電します。さらに電源の供給停止が長かった場合、電源が復旧した時点で測定が再開されます。これによりデータ収録の中断を最小限に抑えることができます。

「Locked Run」モード対応のファームウェアを無償でダウンロード可能

「Locked Run」モードはスタートボタンを3秒間長押しするだけで、アクティブまたは非アクティブにすることができます。XL2サウンドレベルメータのファームウェアV3.03以上でこのモードが使えます。このファームウェアは全てのXL2ユーザーの方々が無償でダウンロードできます。XL2のシリアルナンバーの一番後ろがE0またはそれ以降の数字になっていれば、この機能を使用できます。


XL2サウンドレベルメータについて詳しくはこちら
XL2ファームウェアV3.03のダウンロードはこちら


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