2024年 11月 27日 XL3 ファームウエアのアップデート V1.42 無償アップデート情報: XL3の建築音響測定用新インターフェース XL3アコースティックアナライザのファームウェアV1.42では、ユーザーインターフェースが大幅に改良され、遮音測定がより簡単になりました。音源室と受音室のすべての1/3オクターブレベルがライングラフで表示され、スペクトルの直感的な視覚的記録が可能になります。また、複数のレベルや基準値を同時に表示できるため、より迅速で効率的な分析が実現します。 背景レベルB2が測定済み、または過去の測定データからインポートされている場合、このデータは受音室のレベル測定L2に直接使用できます。これにより、音源室から受音室に十分な音のレベルが届いているかをすばやく確認できます。この分析は、リアルタイムの値でも、平均値でも行うことができます。 L2のバンドが対応するB2のバンドより6 dBまたは10 dB未満の場合、XL3の画面上でそれぞれ「b」または「B」として表示されます。また、音源室のレベルを表示する際には、隣接するバンド間のレベル差が規定の最大値を超えると「A」として表示されます。 これらの機能により、測定条件を事前に正確に把握でき、測定のやり直しを減らすことができます。結果として、時間と手間を大幅に節約できます。 ファームウェアV1.42では、個々の測定を平均化のプロセスから除外することが可能になりました。この操作は、測定ミスが発生した直後にも、後処理中にも行うことができます。アクティブな測定と除外された測定は、概要表示で明確に区別されており、全体の状況を常に把握できるようになっています。 V1.42には他にも多数の新機能が追加されています。 詳細な機能一覧はこちらをご覧ください。 新しいファームウェアのインストール方法は、この簡単な説明動画で確認できます。 ファームウェアV1.42のダウンロードはこちらからどうぞ。 Categories: ハンドヘルドExelライン Tags: