2017年 11月 28日

遮音性能評価オプションにより測定を容易に

遮音性能評価オプションにより測定を容易に

XL2遮音性能評価オプションはPCベースのソフトウェアアプリケーションです。空気伝播音と衝撃音の遮音性能を規格に準拠してレポート作成します。建築音響コンサルタントの方々向けに広範囲なリモートコントロール測定を提供します。音源室と受音室を同時に測定する手法に関しては、従来のケーブルで接続する方法からWi-Fi接続する方法へ切り替わってきています。

XL2アコースティックアナライザは、遮音性能レポーターPCソフトウェアを組み合わせるにより、建築音響向けの測定アプリケーションに対応します。遮音性能は、ISOまたはASTM規格に準拠し、音源室側と隔壁を通した受音室側の測定値から求められる音響透過損失(sound reduction index)で表されます。音響透過損失は、音源室側で放射される音源(空気伝播音または衝撃音)と、受音室側の音圧レベルを一台のXL2で測定することにより求められます。

システム構成(一台のXL2)
遮音性能の測定頻度が低いコンサルタントの方々には一台のXL2とマイクロホンで構成される測定システムをお勧めします。測定手順は、先ず音源室側で平均音圧レベルを測定します。次に受音室側で平均音圧レベルを測定します。そしてXL2をPCにUSB接続し、測定結果をマニュアル操作で遮音性能レポーターソフトウェアにロードします。

システム構成(二台のXL2)
建築物または実験室において、遮音性能を評価する案件が多い場合は二台のXL2とマイクロホンで構成される測定システムをお勧めいたします。二台のXL2による構成では、先ず一つのPCにXL2二台を同時にUSB接続します。次に一つのマイクロホンを音源室側、もう一つのマイクロホンを受音室側に設置します。そして、遮音性能レポーターソフトウェアのボタン操作一回で同時測定します。

XL2 Sound Insulation Reporter Results

遮音性能レポーターソフトウェア – 結果画面
 

音源室側と受音室側の測定結果を同時に取得することにより、遮音性能を直ちに評価できます。例えば建築物において、予想された値より著しく偏った値が出た場合、窓が開いていたなどによる測定エラーが考えられます。このような場合はエラーの原因を解決し、もう一度測定を実施します。これを一台のXL2により測定する場合、異常は一連の測定手順の最後でないと気付かないため、多くの時間を無駄にしてしまいます。同時測定は測定時間を削減できるだけでなく、暗騒音レベルの変化による結果への影響を避けることができ、測定精度がより向上します。

ケーブル配線の問題
隣接する部屋間をマイクロホンケーブルで接続するには、相当な長さが必要になることがあり、配線は困難となります。また、床下配線が不可能で例えば部屋間のケーブル配線のためドアを少しでも開けたままにしておくと、測定結果に大きな影響を与えてしまします。この場合、Wi-Fiアクセスポイントがあれば解決できます。マイクロホンが接続されたXL2を室内に設置し、ワイヤレスUSBデバイスサーバーとUSB接続します。ワイヤレスと二台のXL2からのUSB信号が遮音性能レポーターソフトウェア上で同時に受信されます。ケーブル配線をこの様な方法で置き換えることにより正確な測定結果が得られます。さらに作業効率も大きく改善されます。

空気伝播音、衝撃音、ファサードの遮音性能評価
「遮音性能レポーターソフトウェア」の最新バージョンでは、ファサードまたはファサード部材の空気伝播音の遮音性能を評価できます。例えば、設置方法またはタイプの異なる窓の空気伝播の遮音性能を測定し、素早く比較できます。ISO 16283、ISO 140、ASTM E966、GB / T 19889、SIA 18規格に準拠した評価が可能です。

インストール台数無制限のソフトウェア
遮音性能レポーターPCソフトウェアは、パソコン台数無制限にインストールできます。例えば現場でノートPCを使って測定を行い、オフィスのPCでデータ処理することが可能になります。建築音響の測定に関しては、XL2本体にエクステンデッド・アコースティックパックと遮音性能レポーターオプションが必要です。建築音響の測定頻度が低い場合は、遮音性能レポーターのパーマネントライセンスの代わりに1年版ライセンスの導入をお勧めいたします。また、XL2のリモートコントロールやPC上にスペクトルをライブ表示させる場合は、XL2にリモート測定オプションをインストールする必要があります。遮音性能テストのファームウェアバージョンは、V3.33かそれ以上が必要です。


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Categories: 建築音響

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