2016年 6月 9日 XL2シネマメータ導入事例:Ster-Kinekor社 Ster-Kineko社は南アフリカの大手映画館運営会社です。南アフリカ国内において57ものハイクオリティなシネマコンプレックスを展開しています。XL2は各館の音響保守部門の方々にサウンドパフォーマンス試験用として使用されています。 XL2オーディオアナライザは、映画館専用の音響測定機能を装備しています。南アフリカのSter-Kinekor社は、サウンドパフォーマンスの定期試験用としてハンドヘルド型XL2を採用しています。XL2によりサラウンドチャンネルごとの音響周波数スペクトルが、規定のXカーブのトレランスバンドと比較測定されます。また、十分な音響効果が得られるようLFEチャンネルも同様に試験されます。各シネマにおいて、1時間以内で規格化されているサウンドセットアップが完了します。さらにSter-Kinekor社の保守チームはXL2を使用して映画館の近隣騒音防止にも努めています。 全ての保守チームがXL2を導入 Ster-Kinekor社の技術部門のトップMr. N’Ré Du Toitは次のように述べています。 「我々は2012年に初めてXL2を導入しました。最初の一台を試験的に導入したところ、我々が所有している古い測定器よりも格段に正確なことが明確に分かりました。直ちに6台を追加、その後さらに3台を導入しました。今後は2、3ヶ月以内に全ての保守チームにXL2を配備することを予定しています。我々はこれらのXL2を使用することで、サウンドクオリィティを管理、向上させることができました」。さらに、XL2は全ての設備用スピーカーのポラリティチェックとクロスオーバー関連のトラブルシューティングにも使用されています。XL2はこれらの広範な機能により、Ster-Kinekor社にオールインワンソリューションを提供し、時間とコストの削減に貢献しています。 XL2の業務用シネマキャリブレーション機能 XL2アコースティックアナライザは、ISO 2969とSMPTE 202Mに標準化されているXカーブを標準装備しています。スペクトラルリミット・オプションは、シネマサイズによるXカーブのトレランスバンドを基にした素早い合否判定機能を追加します。さらにシネマアシスタント・オプションを追加すると、XL2は設備用スピーカーのキャリブレーションとシネマの年次点検をカバーするシネマメータに拡張されます。 Ster-Kinekor社について ほとんどの南アフリカの人々にとって、映画といえばSter-Kinekor社が連想されます。同社は南アフリカ国内57州に400以上の最先端の映画館を展開しています。ヨハネスブルグのSandton / Ster-Kinekor Office Parkに本社を構え、Cape Town とCoslindaに営業所があります。Ster-Kineko社は南アフリカにおけるNTi AudioのセールスパートナーWild&Marr社より、質の高い製品とサービスの供給を受けています。 XL2について詳しくはこちら XL2のXカーブトレランスのダウンロードは こちら Ster-Kinkor社については詳しくは こちら Wild&Marr社について詳しくは こちら プレス用の写真がこちらからダウンロードできます。 Categories: アーカイブ Tags: