レベル
絶対値レベルをV、dBu、dBVで測定します。同時に入力信号の周波数を表示します。また、相対レベルの測定も可能です。MiniSPL測定用マイクロホンを接続すると、LEQを含む音圧レベルを測定できます。
THD+N
全高調波歪み+ノイズ(THD+N)と2次~5次から選択した高調波を測定します。単位はdBまたは%を選択できます。同時に入力レベル、周波数、ケーブルの不良を検出するバランスインジケータも表示します。
周波数スイープ
ML1は、あらゆるステップ幅のスイープシーケンスに自動的にトリガし、周波数レスポンスを記録します。Minirator MR2またはMR-PROがテスト信号ソースとして使用できます。スイープ後、全てのスイープデータを取り込めます。
ポラリティ
誤って接続されたスピーカーは、被測定スピーカーのサウンドフィールドでポラリティを測定することにより簡単に発見できます。ポラリティはXLRケーブルテストにも最適です。
タイムスイープ
断続的に発生する欠陥は発見することが困難です。タイムスイープは、RMSレベル、周波数、THD+Nを同時に記録でき、長時間にわたるオーディオ信号のモニターに役立ちます。
スコープ
オーディオ信号の波形を素早く的確に確認することができ、アンプ等のクリップを簡単に発見できます。スタンドアロンのスコープと同様にオートスケール、オートトリガ機能を装備しています。
1/3オクターブ解析
1/3オクターブ解析は、サウンドシステムの改善に役立ちます。ピンクノイズを使用すると、サウンドシステムの周波数レスポンスがMinilyzerのスクリーンで直接確認できます。ピーク周波数表示はハウリングの改善に役立ちます。
vu/PPM
放送中継車にミックス音声を供給する場合等、リファレンスレベルの変更可能なvu&ppmメーターを使用して、パーフェクトな信号レベルを供給できます。vuメーターは、音声素材の信号圧縮の際に重要な、パーフェクトなレベル調整を可能にします。
インダクションループ測定 AFILS
MiniLINK USBインターフェース付きのMinilyzerは、IEC60118規格に準拠してインダクションループAFILSを測定します。規格に準拠した測定メニューは、カスタマー・フィールドセンサーへのキャリブレーションも可能にしています。