2016年 5月 12日 FX100でオーディオファイルが出力可能に FX100オーディオアナライザは、ファームウェアのバージョンアップによりオーディオファイルの再生信号を、アナログまたはデジタルで出力可能になりました。オーディオファイルは、テスト信号としてFX100での測定に使用できます。これにより、さらに多くのオーディオ測定に対応できるようになりました。 現在のオーディオ測定分野では、バンドリミッテッド・ノイズ、トーンバースト、整流サイン波等、アプリケーションに特化したテスト信号だけでなく、音楽や音声信号も必要とされます。FX100の新しいファームウェアV2.90では、ユーザーの用意したオーディオファイルを読み込み、FX100のジェネレータモジュールで再生できます。FX100のアナライザ側ではメーターモードの全ての測定ファンクションでテストできます。付属のFX-Control PCソフトウェアでテストシーケンスを作成することも可能です。 オーディオファイルは、最大24ビット解像度の48 kHz WAVフォーマットに対応しており、FX100のフロントまたはリアパネルにあるUSBポートから転送できます。保存されているオーディオファイルは、FX-Controlソフトウェアで選択できます。再生時間は測定期間、または任意の長さ(再生終了後繰り返し)に設定できます。 NTi Audio FLEXUSラインのプロダクトマネージャーであるGregor Schmidleは、次のように説明しています;「FX100上でのカスタムオーディオファイル再生は、多くのユーザーから要望されていました。この測定機能の追加は、特にコンシューマーオーディオ分野での応用の幅を拡張するものです。FX100のテスト信号としてオーディオファイルを使用することで、より多くの測定アプリケーションに対応できます。」 FX100ユーザーの方々は、NTi Audioのサービス&サポートページから最新のFX-Controlソフトウェアを無償でダウンロードできます。同時にこのソフトウェア使用し、FX100のファームウェアを最新版にアップデートできます。 FX100オーディオアナライザについて詳しくはこちら ご質問はこちらから メールにて Categories: アーカイブ Tags: