XL2アナライザ:オプション

ご用途に合わせて、XL2の機能を拡張できます。こちらのページでは、オプションをご紹介します。

また、こちらのページではオプションを比較できます。

XL2 プロジェクタ PRO

XL2プロジェクターPROは、ライブサウンドモニタリングに役立つ「XL View」と「Sound Level Predictor」表示が可能です。

Projector PRO XL View


NTi Audio #: 600 000 439

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PTB型式承認オプション

PTB型式承認オプションをXL2にインストールすると、XL2-TAへアップグレードします。M2230をXL2-TAに接続しシュラウドジャケットを組み合わせると、IEC 61672:2014、IEC 61260:2014、ANSI S1.4:2014、ANSI S1.11:2014規格に準拠したclass 1サウンドレベルメータとして使用できます。

PTB型式承認サウンドレベルメータの構成

  • XL2-TA サウンドレベルメータ (XL2 に型式承認オプションをインストール済み)
    • ファームウェア V3.11
    • オプション:拡張アコースティックパック
    • オプション:XL2入力キーパッド
  • M2230測定用マイクロホン
  • Shroud MXA01

 

XL2型式認証証明書:

エクステンデッド・アコースティックパック(オプション)

エクステンデッド・アコースティックパックは、音響コンサルタントが建築音響で必要とする測定機能をサポートします。例えばリニアWAV ファイル録音、パーセンタイル統計、音響暴露レベル、100ms ロギング、イベントモニタリング、1/3 オクターブ解像度、0.4Hz 解像度ズームFFT 等の追加により、サウンドレベルロギングや音響測定機能を拡張します。
 

  • SLMeter/RTA ファンクション   
    • リニアWAVファイルレコーディング (24 bit, 48 kHz)
    • ワイドバンドとスペクトルのパーセンタイル: 1 - 99%
    • 単発騒音暴露レベルLAE
    • 100 ms ロギング
    • オーディオとデータレコーディングのイベントトリガー
    • 時間重み付け特性: インパルス (LxI, LxIeq with x= A, C, Z)
    •  1/1、1/3 オクターブ解像度での真のピークレベル
    •  DIN 45645-1 に規定されるクロックインパルス最大レベル(TaktMax)と値
    • BS4142:2014とNordTest ACOU 112に準拠したインパルス検出
  • FFT ファンクション   
    • 高解像度ズームFFT:5 Hz ~20 kHz で周波数レンジを選択可能、最大解像度0.4 Hz
  • ファンクション   
    • 1/3 オクターブ解像度の残響時間

NTi Audio #: 600 000 339

XL2 Sound Level Meter

音声明瞭度 STIPA (オプション)

音声明瞭度STIPAオプションは、IEC 60268-16規格の最新改訂版2020 (edition 5)に準拠して音声明瞭度を測定します。また、旧エディションにも対応しています。周囲騒音の補正、リピート測定での自動アベレージング機能がサポートされています。XL2はSpeech Transmission Index (STI)、またはCommon Intelligibility Scale (CIS)を表示します。さらに、七つのオクターブバンド毎のレベルと変調指数も表示できます。

測定には下記の専用STIPAテスト信号が用意されています。

  • NTi Audio TalkBox
  • マイクロホンを含む全ての信号系統を測定する場合に必要
  • Minirator MR-PRO
  • ライン入力のあるオーディオ機器へ入力
  • USB Flash Drive
    (included with XL2)

NTi Audio #: 600 000 338

XL2 STI-PA Analyzer

STIPAレポーティングツール

STIPA Reporting Tool

STI レポーティングツールは、標準化された測定レポートを生成します。これは、一般の雑音が実際の状況で測定された音声の聞き取りやすさに与える影響を計算します。そのため、このツールは、現実の緊急アナウンス中に期待される音声の聞き取りやすさ(STIまたはCISで表されます)を提供します。

適応規格:

  • AS 1670.4
  • CEN/TS 54-32:2015
  • DIN EN 50849:2017
  • IEC 60268-16
  • ISO 3382-3
  • ISO 7240-19:2007
  • VDE V 0833-4-32:2016
  • VDE 0828-1:2017-11

システム必要条件:

  • PC Windows XP, 7, 8, 10
  • Excel 2010, 2013, 2016(32ビットまたは64ビット)

STI レポーティングツールのダウンロードはこちら

シネマメータ・オプション

シネマメータは、SMPTE ST 202:2010と SMPTE RP 200:2012に準拠し、シネマスピーカーの効率的なキャリブレーションと定期的な検証を可能とします。対話型のアシスタント画面により、ユーザーはシネマ専門の測定を順序だてて進めることができます。

 

特長

  • 映画館の大きさに対応してXカーブを含む測定テンプレートを作成。
  • キャリブレーションアシスタントが各チャンネルのリファレンスデータの記録、ヘッドルームテストをサポート
  • 異なるマイクロホンポジションによる測定値を平均化
  • 検証アシスタントがリファレンスデータに対する定期的な比較測定をサポート

 

NTi Audio #:

  • スペクトラムリミット・オプション: 600 000 376
  • XL2用シネマアシスタント: 600 000 378

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XL2 Cinema Meter

スペクトラムリミット・オプション

スペクトラムリミット・オプションは、スぺクトラムをトレランスバンドに対して比較し、各周波数バンドにおいて値が外れていないか可視化させるものです。これにより合否判定を含むリファレンスカーブに対する比較測定が可能になります。判定結果は内蔵のリミットLEDや外部スタックライトで表示させることができます。さらに、RTAでは解像度に1/6と1/12オクターブスペクトラム、FFTアナライザではユーザー定義のレンジとトレースキャプチャリング機能が追加されます。XL2はスぺクトラムを絶対値または相対値カーブとして表示できます。

機能:

  • FFTと1/12オクターブファンクション
    • 内蔵メモリに複数の値をキャプチャリング
    • リファレンスカーブと測定値を比較し絶対値または相対値で表示
    • トレランスマスクの作成機能、リファレンスカーブを基準に合否判定が可能
    • トレランスおよびキャプチャファイルのエクスポート/インポート
  • 1/12オクターブファンクション
    • 高解像度RTA ファンクション1/12 Oct+ Tol
    • 1/1、1/3、1/6、1/12オクターブ解像度を切替え可能
    • 内蔵スピーカーで周波数バンドごとにモニター可
  • FFTファンクション
    • 高解像度ズームFFT: 5 Hz~20 kHzレンジで最高解像度0.4 Hz
  • RTAファンクション
    • 1/1、1/3オクターブ解像度での真のピークレベル
  • NC曲線
    • ANSI 12.2-2008、1995、ISO 1996に準拠

NTi Audio #: 600 000 376

XL2 Sound Level Meter

振動測定オプション

振動測定オプションは、XL2オーディオ&アコースティックアナライザを広帯域とオクターブ分析に対応する振動計に切り替えます。XL2振動計は加速度、速度、変位を測定可能とし、0.8 Hzから2.5 kHzまでの周波数帯域で標準規格に準拠したフィルタを選択できます。また、FFT解析とオシロスコープ機能を標準装備しています。FFTは1 Hz から1.69 kHzまでの周波数帯域で選択でき、振動を詳しく調べる場合に最適です。

さらに振動計にスペクトラムリミット・オプションを追加することにより、20 kHzまでのズームFFTと0.73 Hzから1.36 kHzの帯域で1/12オクターブバンドのRTAが可能になります。また、合否判定のためのリファレンス・スペクトルの取得とトレランス値が設定でき、品質検査に使用できます。リモート測定オプションは、測定データをUSBインターフェース経由でダイレクトにPCアプリケーションへ送り、リアルタイムのデータアクイジションを可能とします。

NTi Audio #: 600 000 436

Vibration Option

リモートコントロール・オプション

リモートコントロール・オプションをXL2にインストールすることにより、測定データをリアルタイムでC#、MS Excel 、LabView等のPCアプリケーションへ送ることができます。XL2はUSB経由でご使用のPCへ接続します。測定アプリケーションをプログラミングし、騒音レベルモニタリング、オーディオ測定等を自動化できます。XL2の測定データをクエリするためのリッチコマンドセットが用意されています。アプリケーションのサンプルがホームページからダウンロードできます。

リモートコントロール・オプションは、NTi Audioのコンピュータソフトウェアに以下の機能を追加します。

  • ライブイベント用 -2種類の機能がProjector PROに追加されます。「XL View」ではラージスクリーンに音圧レベルdBを表示します。「Sound Level Predictor」では数分後のヘッドルームを表示します。

  • 建築音響用 - XL2遮音性能評価レポーターソフトウェアでリアルタイムのデータ収録が可能になります。遮音性能評価レポーターソフトウェアに測定データをインポートするには、XL2本体に遮音性能評価オプションが必要です。

サポートされるXL2の測定ファンクション:

  • サウンドレベルメーターとRTAアナライザ
  • FFTアナライザ
  • オーディオアナライザRMS/THD+N
  • 高解像度スペクトラムアナライザ 1/12 Oct + Tol

NTi Audio #: 600 000 375
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データエクスプローラ・オプション

データエクスプローラは、PCベースのソフトウェアアプリケーションで、パワフルなデータ処理能力によりXL2またはXL3で記録したサウンドレベルデータを素早く詳細に解析できます。数百万単位のデータポイントの可視化、解析、制御が可能で、音響コンサルタントや騒音測定専門家の方々に最適なツールです。使いやすいデータ表示、管理およびレポート作成機能を装備しています。

XL2またはXL3で記録した騒音レベルデータをデータエクスプローラソフトウェアへインポートするには、有償のライセンスが必要になります。
 

Data Explorer Option


NTi Audio #:

  • XL3 データエクスプローラソフトウェアライセンス: 600 000 717
    (永久ライセンス版)
  • XL3 データエクスプローラ 365: 600 000 730
    (年間サブスクリプション)
     
  • XL2 データエクスプローラ: 600 000 430
    (永久ライセンス版)
  • データエクスプローラ 365: 600 000 431
    (年間サブスクリプション)

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遮音性能評価・オプション

遮音性能評価オプションはPCベースのソフトウェアアプリケーションです。空気伝播音と衝撃音の遮音性能を規格に準拠してレポート作成します。ソフトウェアは音響コンサルタントの方々向けに設計されており、XL2またはXL3アコースティックアナライザで収録したすべての測定ポジションデータをグラフィカルに表示し素早く解析します。

XL2またはXL3で収録した測定データを遮音性能評価レポーターソフトウェアへインポートするには、有償のライセンスが必要になります。



Sound Insulation Option


NTi Audio #:

  • XL3 遮音性能評価ソフトウェアライセンス: 600 000 718
    (永久ライセンス版)
  • XL3 遮音性能評価レポーター 365: 600 000 731
    (年間サブスクリプション)
     
  • XL2 遮音性能評価レポーター: 600 000 432
    (永久ライセンス版)
  • 遮音性能評価レポーター 365: 600 000 433
    (年間サブスクリプション)

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室内音響レポーター

室内音響レポーターは、残響時間やリアルタイム分析の周波数応答スペクトルを自動的にレポート作成するPCソフトウェアです。XL2やXL3サウンドレベルメータを使用する音響専門家やコンサルタントの方々が、記録した測定データを可視化させ、詳しく評価することが可能になります。

XL2またはXL3で収録した測定データを室内音響レポーターソフトウェアへインポートするには、有償のライセンスが必要になります。


Room Acoustics Option
 

 


NTi Audio #:

  • XL3 室内音響レポーターソフトウェアライセンス: 600 000 719
    (永久ライセンス版)
  • XL3 室内音響レポーター 365: 600 000 732
    (年間サブスクリプション)
     
  • XL2 室内音響レポーター: 600 000 440
    (永久ライセンス版)
  • XL2室内音響レポーター 365: 600 000 441
    (年間サブスクリプション)

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音響パワーオプション

音響パワーオプションにより、XL2の測定データを音響パワーレポーターソフトウェアにインポートすることが可能になります。
 

XL2 音響パワー レポーターは、ISO 3744およびANSI-ASA S12.54に基づいた音力測定の包括的なレポートを提供するPC用ソフトウェアです。このソフトは、産業の専門家向けに設計されており、XL2 サウンドレベルメータで収集されたデータを使用して、すべての測定位置のグラフ解析を迅速に行います。

XL2 Sound Power Reporter Results


NTi Audio #:

 

  • XL2 音響パワーレポーター: 600 000 434
    (永久ライセンス版)
    または
  • 音響パワーレポーター 365: 600 000 435
    (1年ライセンス版)

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サウンドレベルレポーティングツール (無償ダウンロード)

測定完了後、数分でレポートを作成できます。Microsoft ExcelでSound Reporting Toolを開き、XL2サウンドレベルメータからデータファイルを読み込みます。ファイルから測定日やスタート時間などのデータが抽出されると共に、サウンドレベルチャートが出力されます。サウンドレベルや法定リミットに関して測定期間全体がグラフ化され、サウンドレベルが一目で分かるようビジュアル化されます。

ライブサウンドレポートのサンプル

Sound Level Meter Report Demo 1

グラフレポートのサンプル

Sound Level Meter Report Demo 2

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