レベルビューとオーディオ再生
チャートビューでは、記録されたレベル、オーディオプレーヤー、スペクトログラム、周波数スペクトルを表示します。グラフ上で興味のある領域をテキストで記述し、「除外マーカー」を使用して最終結果から不要なノイズ源を排除することができます。マークされた領域は集計され、レポートに反映されます。
柔軟なデータ分析
ドロップダウンメニューで、チャートに表示する個々のレベルを選択できます。時間に対して表示する1/3オクターブバンドを1つ以上、または範囲で選択することも可能です。データログ全体にわたる高速なズームやパン操作により、大規模なデータセットでも迅速な解析が行えます。また、オーディオ録音はグラフと時間同期されており、録音を再生しながらノイズ源をより客観的に分析することができます。手動または自動ゲイン制御にも対応しています。
レベル統計
このソフトウェアは、記録されたサウンドレベル測定データの詳細な統計解析を提供します。パーセンタイル値は、広帯域レベルだけでなく、1/1および1/3オクターブバンドレベルに対しても計算可能です。Data Explorerは、測定全体または指定した時間区間のレベル統計を、測定後の解析の一環として計算します。除外された時間区間も考慮に入れられます。
トナリティおよびインパルシブネスの検出
SO 1996:2-2017、BS 4142:2014、DM 16 marzo 1998、Arrêté du 23_01_97などの規格に準拠し、レベル、トーン、インパルス、または時間区間に基づいて自動的にマーカーを生成します。マークされた各区間は、新しいプロジェクトとしてエクスポート可能で、第三者によるさらなる評価に使用することができます。

記録された音声ファイルを基にFFTを計算し、ISO 1996:2-2017、DIN 45681、およびBS 4142:2014で記載されている工学的方法に従って、ノイズ中のトーンを客観的に評価します。
評価レベル
データエクスプローラは、BS4142、DIN 45645、イタリアのDM 16 marzo 1998規格に準拠して、トーン、インパルス、夜間に対する自動的なペナルティを考慮した評価レベル(Lr)を計算します。また、昼夜間レベル(Lden、Ldn、Lday、Levening、Lnight)も算出可能です。

監査インターバルレベル
表形式の表示で、すべての結果を分かりやすく構造化して提示します。マークされた区間や最終結果が一覧化され、Excelへの直接エクスポートが可能です。また、データエクスプローラは騒音レベルデータを監査間隔ごとに分割し、1、2、5、10、15、30、60分のいずれかの長さを選択できます。

測定レポート
カスタマイズ可能なタイトルやコメントを追加して、プロフェッショナルなレポートを完成させることができます。データエクスプローラは、測定日、校正情報、機器設定などの関連ヘッダーデータを自動的に挿入し、個別に調整されたレポートを作成します。また、簡単に自社のロゴを追加することも可能です。
