XL2でのオーディオモニタリング

XL2では、入力信号を聴くことができるオーディブルモニタリング機能が提供されています。スピーカー機能を有効にすると、マイク信号が内部スピーカーやヘッドフォン出力に送られます。信号は最大80dBまで増幅または減衰できます。これにより、デバイスが現在測定している内容を聴くことができます。

また、スペクトラルリミッツオプションを使用すると、受信信号をオクターブ、サードオクターブ、または1/12オクターブのフィルターで聴くこともできます。操作方法は、出力オーディオ信号をスピーカーキーで有効にし、それを保持したまま、エンターキーで「すべて」と「バンドパス」の間を切り替えるだけです。これにより、広帯域信号または選択したフィルターで信号を聴くことができます。特定のフィルターバンドを選択するには、カーソルコントロールを手動に切り替え、希望の中心周波数にカーソルを移動します。

Monitoring Audio with the XL2
 XL2のスクリーンショット

これは、狭い周波数範囲のノイズや変調を聞くことができるので、その原因を見つけるのに非常に役立ちます。