自動車騒音

Noise Level Measurement Solutions for Vehicle Noise

XL2サウンドレベルメータは、車両騒音を効率的にモニタリングするためのソリューションを提供します。車やバイクの騒音を道路脇で測定し、測定データはすべてSDカードに保存されます。また、記録用にwavファイルとして音声データを保存することもできます。さらに、設定した騒音レベルを超えると自動で測定が始まるイベントレコーダー機能も搭載しています。

特長

  • 排気騒音レベル
  • ISO 5130、EU指令70/157/EECおよび§29 StVZO
  • 道路車両の年次検査と調査に対応

XL2 測定ファンクション

XL2 with M4260 Measurement Microphone

騒音レベルSPL

以下のパラメータの測定:
  • LAFmax
    (A特性周波数重み付けを考慮した最大騒音レベル)
  • LAeq
    (環境騒音検証のための平均騒音レベル)

測定方法について

  • 環境騒音のLAeqは、測定されたA特性の排気騒音レベルよりも少なくとも10 dB低くなければなりません。
  • マイクロホンは排気パイプに向け、距離は0.5 m、高さは地上から最低でも0.2 m以上、同じ高さで45°の角度に配置します。
  • マイクロホンは、5 mのケーブルでXL2アナライザーに接続します。
  • XL2をISO 5130の設定で起動します。
  • エンジンの回転数をアイドルから徐々に上げます(下記表に従って)。
  • 測定を開始します。
  • 測定回転数を1秒間保持し、その後スロットルを急に戻してエンジンをアイドル状態に戻します。
  • 減速が完了すると、測定は自動的に停止します。
  • LAFmaxが3回連続して2 dB以内に収まるまで、測定を繰り返します。
  • 最終的なLAFmaxは、3回の測定結果の平均値となります。
定格エンジン回転数 測定回転数 アプリケーション
< 5000 rpm 定格回転数の75% 四輪以上の車輌
5000 - 7500 rpm 3750 rpm あらゆる道路車両
> 7500 rpm 定格回転数の50% あらゆる道路車両

 

型式承認オプション

PTB型式承認オプションをXL2にインストールすると、XL2はXL2-TAにアップグレードされます。M2230をXL2-TAに接続し、シュラウドジャケットを組み合わせることで、IEC 61672:2014、IEC 61260:2014、ANSI S1.4:2014、ANSI S1.11:2014規格に準拠したclass 1サウンドレベルメータとして使用できます。


PTB型式承認サウンドレベルメータの構成

  • XL2-TA サウンドレベルメータ (XL2 に型式承認オプションをインストール済み)
    • ファームウェア V3.11
    • オプション:エクステンデッド・アコースティックパック
    • オプション:XL2入力キーパッド
  • M2230測定用マイクロホン
  • Shroud MXA01

 

オーダー情報

Exel Set for Noise Measurements

自動車騒音用XL2推奨セット内容:

  • XL2サウンドレベルメータ
  • M2230測定用マイクロホン
  • ASDケーブル
  • 測定テープ
  • マイクロホンスタンド用三脚
  • XL2用ACアダプタ
  • Class 1 キャリブレータ
  • 校正証明書
  • XL2/XL3兼用 システムケース

お問い合わせ先

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