プロジェクター PRO ソフトウェアは、XL2の画面をUSB接続でリアルタイムにWindowsまたはMacコンピュータ上に表示します。例えば、数日間にわたるフェスティバルなどの繰り返しイベントのものタリングでは、コンピュータの起動とともに音圧レベルのモニタリングが自動的に開始され、シャットダウンとともに終了します。すべてのプロジェクター設定は、ソフトウェアプロファイルとして保存できます。
XL3には、組み込みの大画面モード(XL-View)があり、オンラインで3つの選択可能なレベルと自由に設定できる制限を連続的にストリーミングします。このモードでは、iPadやスマートフォン、またはブラウザ対応のスマートテレビなど、さまざまなデバイスに接続できます。これにより、FOH(フロントオブハウス)、主催者、観客、当局、近隣など、関係者全員に対してサウンドレベルをわかりやすく表示することが可能です。
サウンドレベルプリディクター
「サウンドレベルプリディクター」ビューは、現在の測定間隔のレベル履歴を視覚化し、実際の測定期間や数分先のヘッドルーム(余裕)を示します。緑色のバーは、現在のレベルが制限値を十分に下回っていることを確認させます。一方、赤色のバーは、ミキシングデスクで音圧レベルを下げる必要があることを示す警告です。
この機能により、フロントオブハウスのエンジニアは、法的制限内でバンドのダイナミックなパッセージを最適化し、観客の満足度を最大化することが可能になります。「サウンドレベルプリディクター」ビューを使用するには、XL2サウンドレベルメータにProjector PROオプションがインストールされている必要があります。